皮膚病~なかなか消えない皮膚の痒みの正体は疥癬でした~|疥癬
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ブログ
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2018.09.19
疥癬とは
犬の疥癬は、イヌセンコウヒゼンダニが皮膚に寄生することにより起こり、非常に強いかゆみを伴う皮膚炎を起こします。
このダニは皮膚の中にトンネルを掘って寄生し、痂皮、脱毛、紅斑、脂漏などの臨床症状を起こします。
初期は局所的に症状が出ますが、治療が遅れると全身に広がっていきます。
この寄生虫の宿主は犬ですが、飼い主の方にかゆみが出ることもあります。
検査方法
皮膚掻爬(皮膚をひっかく検査です)による寄生虫の検出ですが、検出率が高くないため数か所実施します。
かゆみが強く、一般的な治療に反応しない場合は、検査で見つからなくても疥癬を疑い治療することもあります。
実際確認されたイヌセンコウヒゼンダニ
治療方法
治療は駆虫効果のある注射、もしくはスポット剤を定期的におこなうことで効果が期待できます。
治療と同時に生活していた場所の清掃・洗浄が必要になります。
また、感染力が非常に強いので同居犬はかゆみが無い場合も予防薬を使います。
12歳の紀州犬の男の子
他院でアトピーと診断され、治療を受けたがかゆみ・皮膚炎が悪化していくとのことで来院されました。
初診時はかゆみがひどく、寝ているとき以外はずっと掻いている状態でした。
血がにじむほど掻いてしまっていました。
毎週通っていただき投薬・薬浴をしてもらいました。
二か月ほどで毛も生えて、かゆみも無くなりました。
かゆみからくるイライラも無くなり、性格も温厚になりました。
今後も定期的に予防薬を使用して、元気に過ごしていけると良いですね。
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