症状
各種症状
アジソン病
アジソン病(副腎機能低下症)とは
副腎から放出されるホルモンの量が減少する病気です。
副腎が自己免疫により破壊される原発性副腎機能低下症と
脳からの放出ホルモンが低下することによる二次性副腎機能低下症があります。
ステロイドを長期使用したことにより委縮し、機能低下を招く場合もあります。
若齢でも発病することがあります。
突然ショック状態になることがあり、非常に危険な病気でもあります。
症状
旅行などのイベント時にストレスがかかると、元気消失・下痢・嘔吐等の症状が現れることがあります。
軽度の場合特徴的な症状はありません。
重度の場合、突然の虚脱・ショック状態になることがあり、緊急での治療が必要になることがあります。
診断
診断は血液検査・エコーにて行います。
血液中のコルチゾールというホルモン量を調べることで診断します。
電解質異常が出る場合は比較的診断しやすいですが、
電解質に異常が出ない非定型アジソン病は診断できるまでに時間がかかることが有ります。
治療
低血糖・ショック状態になってしまった際は緊急治療が必要で、主に輸液による治療を行います。
継続治療はホルモン剤を飲むか注射することでホルモンを補います。
この治療は生涯続けていくことになります。