胆のう疾患|胆泥症|あおばペットクリニックは青葉台駅からほど近い、トリミング・ペットホテルを完備した動物病院です。
〒227-0046 神奈川県横浜市青葉区たちばな台2-2-33
診療時間9:00~13:00 / 16:00~19:00
※日祝の午後は14:00~17:00
休診日火曜日
手術・往診
予約診療時間14:00~16:00
緊急連絡先070-1188-8513
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症状
症状
2019.04.12
胆のうは肝臓に包まれており、胆汁を貯めておくための臓器です。
胆汁は脂肪を消化を助ける働きがあります。
胆汁は本来液状ですが、ホルモン疾患や感染症によりドロドロの状態になったものを胆泥・石のように固くなったものを胆石と呼びます。
犬では胆石はほとんど認められませんが、胆泥症は多く見られます。
多くの場合無症状で経過をたどりますが、胆汁の流れが悪くなり、炎症が起きることにより
腹痛・食欲不振・嘔吐等の症状がでます。
また、肝臓障害を併発することも多く見られます。
特に胆道閉塞を起こすと重篤な状況になる事もあるので、胆泥症が認められた場合、定期的に検査が必要です。
治療法は内科での治療や外科的に摘出する方法があります。
また食事の栄養バランスが悪い場合や肥満がある場合は生活習慣の改善をします。
外科手術はリスクがあるため内科療法をとることが多いですが、
内科療法での改善が認められない場合、症状が出る前に摘出することも考慮します。
症状や肝臓障害が認められた場合は外科的に摘出します。
*手術画像がございますので、苦手な方はご覧にならないようお願い致します。
12歳 トイプードル 男の子
食欲不振・嘔吐が認められたため来院。
血液検査・エコー検査の結果、肝障害・黄疸も認められたため胆嚢摘出術を行った。
エコー画像:本来は黒く抜けるが、大部分が白くなっている
胆嚢の辺縁が不整形
血液検査:肝酵素の値が極めて高値で黄疸が認められた
GPT >3000 GOT 847 ALP 15074 GGT 96
胆嚢を肝臓から慎重に剥離 胆嚢摘出後、胆管に管を十二指腸まで通るか確認
胆嚢壁は一部変色しており、一部壊死を確認。
中身の胆汁もドロドロしており、つかめるほどになっていた。
肝酵素はまだ高値で治療は続きますが、
現在では以前より食欲が増し、元気に過ごしています。
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