症状
各種症状
猫の尿石症に注意!
尿石症とは
尿路内に結石ができてしまう病気です。
飲水量が落ちる冬は尿石症に注意しましょう。
特に尿道が狭いオス猫は要注意です!
飲水量低下により結石ができやすくなります。
オス猫はできた結石が尿道に詰まり尿路閉塞を起こすことがあります。
この場合、緊急で閉塞を解除する必要があり、
放置すると尿毒症になり、亡くなる危険性があります。
トイレに行ってもオシッコが出ていなかったり、元気・食欲がない場合は受診するようにしてください。
治療
閉塞部位の結石を外から細い管を通し生理食塩水をフラッシュし膀胱内に押し戻して閉塞を解除します。
痛みが強い場合、鎮痛・鎮静剤を併用し行います。
病院に来た段階で膀胱がカチカチになってしまっていることもあり、困難な場合も多くあります。
その時は一度膀胱穿刺し、尿を抜いて減圧してから行います。
尿を一通り抜いた後は生理食塩水で膀胱洗浄し、
カテーテルを留置して点滴を流し回復を待ちます。
減圧のためにお腹に針を刺して尿を抜いている。
赤いのは血液ではなく血尿。
尿道にカテーテルを留置
予後
尿路閉塞は閉塞を解除することで落ち着きますが、
尿石症が治るわけではありません。
継続的に適したフード・飲水量をとっていくことが重要です。