症状
各種症状
胆嚢粘液嚢腫|犬、外科手術
病態
胆嚢粘液嚢腫とは、胆嚢壁中の粘液過剰産生によって粘液が蓄積し拡張した状態です。
ホルモン疾患・脂質代謝などが原因とも考えられています。
症状
元気消失、嘔吐、食欲不振、ふるえ(腹痛)などが挙げられます。
無症状のまま経過していることもあり、健康診断のエコー検査で見つかることもあります。
ずっと無症状でも、突然症状が現れることもあります。
これは胆嚢炎、胆嚢破裂を起こしている可能性もあり、注意が必要です。
診断
特別な機器は必要なく、血液検査・エコー検査で診断できます。
治療
明らかな臨床症状がある場合、第一選択は外科手術となります。
内科療法で、投薬や食事療法を行い改善する例もありますが、
高齢になってからの再発のリスクがあるため、外科手術を薦めています。